
こんにちは。
今回は、散々いろいろな場所で見かけるであろう、出先のサブ端末の話です。
私の場合の比較検討記事になります。
対象はChromebookとiPad proです。
ちなみに母艦はLinuxです。Windowsも一応入れてますがあんまり使ってません。
それではどうぞ。
使ってる端末(に近い端末)
iPad pro 11インチと、Chromebookのタブレットにもなる(キーボードが360度回転する)タイプを持っています。
iPad proは最新機種、Chromebookは使ってる機種が無かったので今欲しい機種を紹介しておきます。
出先で何するよ?っていう
とりあえず出先(泊まり込み、もちろんカフェ作業でも)で何するよ?っていうのを書いていきます。
泊まりだとすると2泊3日くらいを想定して、IT軽作業を賄う感じです。
とりあえずリストアップしてみましょう。
- ゲーム(アプリゲーム、Steam Link、レトロゲー)
- 文書作成(ブログ記事など、マークダウン)
- 表計算ほかオフィスっぽいこと
- 思考の可視化(マインドマップなど)
- クリエイティブ作業(やらないけど比較のため一応)
- クラウドとの連携(引いては母艦との共有)
- Web徘徊
- 音楽再生
- 息抜きの動画視聴
- wifiかスマホ(Android)テザリング(通信関係)
順番に見ていきましょう。
ゲーム(アプリゲーム、Steam Link、レトロゲー)
ChromebookにはGoogle Playストア、iPadにはAPPStoreがあるので、アプリゲームに対応してそうに見えますが、iPadのゲーム性能が高すぎるのでアプリゲームに関してはiPad有利です。
Chromebookじゃ原神動かないですし。
そもそもChromebookのストレージ容量が少なすぎてアプリそんなに入れられないんですよね。
Steam Linkに関してはどちらも動きます。
どちらかというと、母艦側のPC性能だったり、回線速度のほうが重要かも。
一応CATV回線でのSteam Linkについて記事書いてます。
レトロゲームはどちらも動きます。
3DゲームとかになるとChromebookはストレージ足りるか?って不安があります。
総じてiPad pro優勢。
文書作成(ブログ記事など、マークダウン)
私はブログ書いたり日記書いたりするのにマークダウンエディタを使用しています。
iPadでもAndroidでもLinuxでもWindowsでもChromebookでも、何でも対応していて、かつそれら全てで共有出来るOne Driveにも対応している「Joplin」というマークダウンエディタを使用しています。
JoplinはiPadにもChromebookにもあります。
Chromebookはノートパソコンの体を保っているので問題なく文書を打ち込めるのですが、iPadは別途Bluetoothキーボードを接続しないといけないのでレスポンスの面で気持ちよさがガクッと落ちます。
結構イラつきポイントです。
ここはChromebookに軍配か、あるいは高品質なBluetoothキーボードを使えばiPadでもいい勝負出来るかも?
2025,05,16 追記
外部サイト様ですが。
iPadのキーボード設定でリピート間隔というのを短くすると遅延が少なくなると見ました。
実際設定してちょっと触ってみた感じ好感触でした。
まだ本気の文書は打ち込んでないですが。
これはiPad+格安Bluetoothキーボードの時代始まったかもしれません。
2025,05,19 追記
文字入力の遅延は無くなったのですが、変換候補の現在地のハイライトが無くてめちゃくちゃ使いづらいですね、iPad。
iPadOSの不具合なのかと思いきや、Safariでの変換はハイライト表示されたり。
他社アプリに対して嫌がらせでもしてるのでしょうか。
Safariで変換ハイライト出るようになったらChromeでもハイライトが出るようになりました。
しかしJoplinではハイライト表示が出ず、、、

「ダークモードにすると多少見やすくなる」と言われていたので試してみたところ、Joplinではハイライトが復活しましたが、今度はChromeの中のWeb内作業で該当の文字がハイライトに塗りつぶされるという事態に、、、
Appleの殿様商売もここまで来ましたか。


総評すると、iPadもいいセン行ってたんですが、文章入力という点を見るとChromebookに軍配が上がりますね。
表計算ほかオフィスっぽいこと
Microsoft365とは言いませんが、Google Driveのオフィスツールなどが動くかなと。
Chromebookは言わずもがなGoogle製品なので、Google Driveのオフィスツールが動きます。
キーボードも元からくっついているので文字入力のレスポンスも悪くないです。
iPadもブラウザ上だったり、アプリ版で動かないことないです。
ただやっぱり、Bluetoothキーボードのレスポンス問題があります。
私の使ってるキーボードが安物すぎるだけで、最近のBluetoothキーボードはレスポンス上々だったりするんですかね?
ここもChromebook優勢か?
思考の可視化(マインドマップなど)
私は思考の可視化や、ブログの記事案出し、悩みごとの可視化などでマインドマップを使うことが多いです。
欲を言えばChromebook、iPad、Linuxで共有が出来ると素晴らしいのですが、マインドマップソフト開発者というのはそれはそれは素晴らしい方々が作っていますので、年額で1万円とかぼって支払わないといけません。
ぎりぎり及第点が中国のXMindの無料版ですが、別に他意はないですが「中国かぁ」ってなります。
マインドマップはPC母艦でやるよりもモバイル端末の方が捗るので、どうにかしたいです。
いっそ端末でマップ作成、PDF化までして、PCではPDFを閲覧するだけとか使途を限定したほうが賢いのかもしれませんね。
比較になってませんが、マインドマップアプリ自体はiPadにもChromebookにもありますので、問題なく動きます。
どっこいどっこい。
可もなく不可もなくといったところ。
クリエイティブ作業(やらないけど比較のため一応)
お絵描きならiPadになるでしょう。
Apple Pencilでなくとも、どこぞのスタイラスペンで、(一時は風呂のフタとか揶揄されてた)スタンドを活用すればちょうどいい傾斜を付けてお絵描きが出来ます。
写真の現像もiPadの方がやりやすい気がします。
というのも、Chromebookは先程からお伝えしてる通りストレージ容量が少ないです。
まぁ、SDカードから転送、直でクラウドへっていうやり方ならChromebookでも行けそうですが、そうなるとクラウド課金しないといけなくなります。
動画編集も、カメラ付きのiPadに軍配が上がるでしょう。
処理能力もiPad proの方が断然上です。ストレスフリー。
あとChromebookはストレージ問題が。
作曲環境もiPadに軍配が上がるでしょう。
Chromebookで作曲って聞いたことないです。
Chromebookは総じてストレージ容量がネックになってきて太刀打ちできない気がします。
ここはiPad優勢。
クラウドとの連携(引いては母艦との共有)
iPadにはiCloudという素晴らしいクラウドシステムがありますが、Appleに身を売らないと使い物にならないと思ってます。
ここではOne DriveやGoogle Driveにフォーカスを当てます。
といっても、iPadもChromebookもどちらもどちらのクラウドサービスを使うことが出来ます。
私はメディア用途とオフィス用途で使い分けています。
1つだけだと課金必須になるんですよね。
Web徘徊
WordPressでのブログ更新作業や、ブログツールの管理など、意識高いものを上げればいくらでも上がりますが、もっと平たいものにも使います。
DMMとかDLSiteとかですね。
使い勝手という意味ではiPad有利な気がします。
Chromebookを泊まり込みの出先に持っていったことが無いのでよく分かりませんが、やってやれないことはないかと思います。
試してないのですが、ChromebookのChromeではKindleの書籍買えたりするんでしょうか?
モバイルアプリ版AmazonではKindle本の購入出来ないですよね。
そこはアドバンテージあるかもしれません。
まぁ、iPadでもブラウザ上のKindleストアに行けば買えますけど。
あとはタップ操作(iPad)か、トラックパッド操作(Chromebook)かの違いがありますね。
これは好みになるのでなんともいいづらいです。
追記:
なんか、iPad用Bluetoothキーボードにもトラックパッド付きのものがあるらしいじゃないですか。
Chromebookのお役御免では?
追記:
iPadでブログの更新作業(Wordpress、Chrome上)を試してみました。
正直使い物にならないですね。
Web上で記事の修正をするのが苦痛でしょうがないです。
Safariなら安定するんですかね?
古の知識でSafariでタブをたくさん開くとOSが重くなるっていうトラウマがあるのであまりSafariは使いたくないのですが、、、
さらに追記:
Safariでのブログ記事更新を試してみています。
こちらは想定通りの挙動をしてくれています。
変換候補のハイライトもしっかり動いてます。

総評すると、平たい作業ならどちらでも、Wordpressでの記事編集とかを考えるとブラウザ指定になるのでiPadの方がだいぶ窮屈かも?といった印象。
まぁ、Chromebookもchrome以外のブラウザでどういう挙動するか分かったもんじゃないのでお互い様ですかね。
音楽再生
身も蓋もないことを言いますが、私は音楽はスマホ(Android)に統合しているので、iPad、Chromebookで曲を聴くことがありません。
強いて言えばiPad proはスピーカーの音質めっちゃ良いですよ。
ゲーム遊んでる時の没入感が違います。
息抜きの動画視聴
Primeビデオとか、ネトフリとかのサブスクサービス、あるいはYoutubeとかですね。
いずれの端末も普通に視聴することが出来ます。
wifiかスマホ(Android)テザリング(通信関係)
私がAndroidスマホ使いってのもあるのですが、Chromebookとのテザリングはすごいお手軽に出来ます。
とはいっても、Chromebook1ステップ、iPad2ステップ、くらいの差ですけど。
これはどちらが優勢とかもなく、可もなく不可もなくといったところ。
おわりに
というわけでChromebookとiPadの比較でした。
こうして思考を羅列してみると、概ねChromebookの利点はキーボードの文書作成のレスポンスですね。
iPadは総じてレベルが高いですし、高品質なBluetoothキーボードを持ってしまったらChromebookいらなくなるのでは?という勢い。
あぁ、最後に比較するなら価格ですね。
これは圧倒的にChromebookの方が安価です。
ただ、Linux環境を視野に入れてるなどがあるとIntelCPUにしたくなるので(一敗)、そこそこ値段が張るかもしれません(3万円台でした、2025年5月現在)
iPad pro16万ですよ16万(2025年5月現在)
それではまたどこかで。
追記:
外部サイト様ですが。
iPadのキーボード設定でリピート間隔というのを短くすると遅延が少なくなると見ました。
実際設定してちょっと触ってみた感じ好感触でした。
まだ本気の文書は打ち込んでないですが。
これはiPad+格安Bluetoothキーボードの時代始まったかもしれません。
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