
こんにちは。
今回は私の持病である「統合失調症」の陰性症状について書いていきます。
専門家ではないですが、当事者としての体験や試していること、考えていることなどをまとめます。
それではどうぞ。
統合失調症とは
専門的なことは資格を持っているちゃんとしたクリニックのページなどをみていただくとして、簡単に。
統合失調症は大きく「ないはずのものが出てくる「陽性症状」」と「あるはずのものが無くなる「陰性症状」」に分かれます。
その前後に前駆期とか回復期とかありますけど、そういうのは専門家のページ見てください。
陽性症状は幻覚や妄想などのいわゆる「やべー症状」が出てきます。
目立つものだと「テレパシーがどうの」とか「集団ストーカーに狙われてる」とかそういうのです。
よくVtuberとかがバカにしながら「頭にアルミホイル巻かなきゃ」とか言ってますけど、それもこれです。
薬が合えば自然と収まるので、ちゃんとお薬を飲みましょう。
今の私は陰性症状です。
簡単にいうと「意欲が出ない」とかのうつっぽい症状になるんですけど、そんじょそこらの「意欲が出ない」とは訳が違います。
- 大好きだったゲームが5分遊ぶだけで疲れ果てる。
- 暇つぶしにとショート動画を見ても10分もしないで疲れ果てる。
- ひどいとスマホを持つ元気が出ない。
- 横になる以上の動作が出来ない。
- 無限に眠れる。
- いっぺん「無限に寝れるってどんだけだよ」と思って寝てみたら1日19時間眠るのを数日繰り返せたくらい。
- それをしてやっと心のバッテリーが3%くらいに回復する。
- 日常のこと(身だしなみや掃除など)が出来ない。
こんな感じになります。
もちろん個人差があるので、私は陽性症状は軽めでしたけど、今回の陰性症状はAIに判断させると重めみたいです。
そんな陰性症状を考えてみます。
症状が重いときはとにかく寝る
AIに言わせると陰性症状は「意欲に繋がる神経回路が遮断されてる状態」だそうです。
なので、症状が重いときは無理して動こうとせずにひたすら寝たほうが回復が早まります。
個人差があるとは思いますが、完全な寝たきりはしばらくすると抜けてきます。
ここからが本当の地獄です(某王子)
完全に回復するまで眠り姫になれてれば楽なのに。
脳みその神経回路が遮断される状態
AIとくっちゃべってて「意欲への神経回路が遮断された状態」と聞いて閃きを得ました。
これは脳梗塞なんかで起こる言語障害も同じ理屈なのでは?と。
言語障害が起こると、例えば「りんご」という単語を口にしようとした時に、「赤くて、丸くて、甘酸っぱくて、果物の」と脳内にイメージは湧くみたいなんです。
ただ、それが「りんご(RINGO)」という発語に結びつかない、と。
これは陰性症状も同じなんじゃないかと思いました。
実際完全な寝たきりを抜けた今だと、脳みそのどこかで「ゲームしたいなぁ」とか「曲聴きたいなぁ」とか意欲の芽は出てくるのですが、心と身体が全く動かない状態になっています。
この遮断された神経回路ですが、神経自体は生きていて、回路=道路が寸断されている状態なんですよね。
神経可塑性と橋の拡幅工事
神経可塑性(しんけいかそせい)という概念があるみたいです。
可塑=粘土のように力が加わると形を変えて維持出来る、そんな性質を神経は持っているみたいなんです。
ちなみに「遡る(さかのぼる)」と文字は似てますが、マッスルメモリーのように昔の状態まで遡れるという訳ではないようです。
あくまで粘土のように新しく形を整えて道にするみたいな意味みたいです。
そこで閃きました。
昔地元にあったよく見かけるバイパスの陸橋なんですけど、拡幅工事の計画が始まってから何年も経ってようやく工事が完了してたんです。
それまでは細い道路で譲り合いをしながら通っていた道ですが、拡幅工事が終わったら片側2車線のいい感じのバイパスになってたんです。
これと同じことが陰性症状の意欲の低下でも起こってるんじゃないか?と。
寸断された神経細胞同士をバイパスしようと脳みその神経が毎日ニョキニョキと神経を伸ばし合って、ようやく結ばれた意欲というルートがあったとします。
橋で例えるなら渓谷にあるような縄と木の板で作られたか細いルートです。
ここにゲームというダンプカーを走らせたらどうなるか?
単純明快、橋はまた通行止めになり、意欲の低下として寝たきりに近い状態に戻ります。
この神経への栄養素、橋の土木作業員さんへの差し入れとして良いものは専門家の方にお任せするとして。
よく言われるのは魚とかのDHAだのEPAだのビタミンだのタンパク質だのとかですね。
詳しいことは詳しい人に聞いてください。
マグロカツ弁当を食べたらなんか元気になったことがある
この神経可塑性とか橋の拡幅工事とかを妄想してた時に、「あ、なんか明らかに脳みそに栄養行ってないな。腹はあんまり減ってないけど」って瞬間が先日ありました。
そこで私は自炊が無理なので冷凍弁当のナッシュを頼んでいるのですが、その中の「マグロカツ」弁当を食べてみたんです。
魚も摂れるし、副菜として野菜も摂れるので良いだろうと。
結果としてその日はいつもの臥床がちな生活から毛が生えて、10分くらいゲームで遊べました。
言語障害は積極的なリハビリが有効だけど、陰性症状は、、、?
話は戻って言語障害との比較になります。
言語障害は障害が現れてから早い段階から積極的に発語のリハビリをスタートさせるらしいです。
そして早い人だと半年とか1年くらいで以前と似たレベルまで発語が問題なく出来るとのこと。
しかし私の陰性症状はそもそも「意欲が出ない」ので、積極的なリハビリは難しいです。
そこで閃きました。
「脳へ刺激を送るのがリハビリなんであれば、五感に訴えかける受動的なアクティビティが効くのでは?」と。
例えば聴覚。
平たく言えばBGMを掛けようって話なんですけど、これ私だけの症状なのか分かりませんが統合失調症って自他の区別がつきにくいと言われています。
どういうことかというと、いわゆるJ-POPなんかの歌詞付きの曲だとボーカルもメロディもいっしょくたに脳みそへの刺激になって、結果的に脳みそが疲れてしまうということがあります。
なので、聴くなら環境音とかのホワイトノイズとか、アンビエント系のメロディラインの無い曲だと心地よかったです。
例えば嗅覚。
基本部屋は無臭だと思いますが、例えばアロマスティックを置いてみるとか、お香を焚いてみるとか。
私はお香が好きなんですけど、お香を焚いた時は仮眠がとりやすい事が多いです。
人によっては「煙が苦手」とかあると思うので、アロマ系アイテムとかを活用してみると良いかもしれません。
例えば触覚。
私はタオルケット症候群とまではいかないですけど、タオルケットの触感が好きです。
お昼時に仮眠する時はあえてパンイチになって全身でタオルケットの感触を楽しんだりしてます。
他にもぬいぐるみを抱いてみるとか、ビーズクッションみたいなムニムニした小物を握ってみるとか、やりようは色々ありそうです。
例えば味覚。
私はストレスが掛かると辛いものをよく食べるのですが、あえて辛いものを食べたりしてみます。
AIに言わせると「辛味は痛覚なので味覚とは違いますけどね」とは言われますけど、辛いものを食べたあとのあの妙なスカッと感を得ると、その後少し動けたりします。
まぁ、辛いものでなくても、普段口にしない味覚(甘いものとかしょっぱいものとか)で口内をリフレッシュさせるのは良いかもしれません。
視覚についても。
私はドが付くほどの近眼なので、メガネを外すと視界がボヤけてリラックス出来たりします。
裸眼で1.2とかある人は、、、部屋の明かりをちょっと落とすとか工夫してみましょう。
そんな感じで、受動的(一部能動的ですけど)に脳みそへ刺激を送る手段をいくつか持っておくと、神経が刺激されるのかなと思いました。
ただ、これらは寝たきりを脱して、「なんかしたい、けど身体が動かない」くらいの頃に良いと思います。
話は神経可塑性へまた戻り
そんな感じで脳みそへ刺激を送ったり、差し入れ弁当(栄養素)を送ったりしていると、段々と神経と神経をつなぐ「橋」が丈夫になってきます。
そうなってくると「よし、ゲームで遊ぶか」となって10分ゲームを遊んで、「あー疲れた」となって神経回路が一時通行止めに、土木作業員さんに差し入れ弁当(栄養素)を差し入れたりしてるとまた橋が強くなって「今日は20分遊べたぞ」とかっていう、これがリハビリの初期段階なのかなと思います。
「ゲーム」は私の興味がそこなので出してるだけで、人によっては「動画を見る」とか「本を読む」とか色々だと思います。
ここから先はまだ未プレイなので完全に妄想なのですが、そうこうしてるうちに「部屋の掃除するか」とか「毎日シャワー浴びるか」とか「歯磨きはきちんとしないとな」とかっていう身だしなみとか日常の家事が出来るようになってくるんだと思います。
そこまで来てようやく「リハビリにデイケア通ってみない?」とかって提案なんだと思うんですよね。
まぁ、地域活動支援センターでも何でも良いですけど。
おわりに
そんな感じで最近妄想してる「陰性症状」の今のことでした。
どれだけの人に刺さるか分かりませんが、「同じく陰性症状なんです」とかって人が居たら下の「いいね」のハートマーク押してってくださいな。
まだまだ私も陰性症状真っ只中でなかなか身動きが取れないんですが、今後進展があって新しい妄想が生まれたら記していきたいと思います。
それではまたどこかで。


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