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【Linuxゲーミング】Linuxでのゲームのふんわりした概要

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こんにちは。
今回は、Linux歴1年半なりにLinuxゲーミングに触れてきた知識の共有をしたいと思います。
どのディストリビューションを選べば良いかの判断材料になるかもしれません。ならないかもしれません。

それではどうぞ。

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私の環境

  • Debian Stable
  • Backports Kernel 7.1.8+deb13-amd64
  • Ryzen7 2700X
  • 32GB RAM
  • RADEON RX 7600 8GB

こんな感じです。

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Linuxゲーミングで必要なものと簡単な流れ

「パソコン」とか「コントローラー」とかそういう一般的な話じゃなくて、もうちょっと突っ込んでお話しします。

Linux選びで重要なのは主にこれらです。

  • Linux カーネル
  • Wine / Proton
  • DXVK / VKD3D-Proton
  • Vulkan
  • グラフィックドライバ

流れを整理しておきましょう。

  • Windowsゲーム(.exeファイル)が実行される
  • → Wine / Protonによる翻訳(D3D命令をDXVK / VKD3Dへ翻訳
  • → カーネルのナンタラSYNCで効率化(FSYNCとかNTSYNC)
  • → DXVK(DirectX9,10世代)、VKD3D-Proton(DirectX12世代)が、それぞれVulkanAPIという描画命令に翻訳
  • → Vulkanによる翻訳、命令処理を、カーネルのナンタラSYNCで効率化
  • → グラフィックドライバ(mesaとかNVIDIAのやつとか)に命令を送る
  • → 描画される

という一連の流れがあります。

次項からはそれぞれのパーツをふんわりと見ていきましょう。

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Linuxカーネル

カーネルはハードウェアとソフトウェアを繋げる重要な部品です。

ゲームで重要なのは「ナンタラSYNC」という仕組みが重要になってきます。
主に「FSYNC」と「NTSYNC」です。

2026年現在の大体のLinuxならFSYNCは導入されてると思います。
性能はそこそこです。

こちらのページを参考にすると、新しい仕組みのNTSYNCはカーネル6.14からの新機能なようです。

NTSyncをLMDE7やDebian13で有効にする方法。Windowsゲームの同期処理をより忠実に再現! | TanTanSunのブログ
はじめに先日、LinuxでのDirectX12ゲームのパフォーマンスを向上させるNVIDIAドライバーの機能拡張に対応したバージョンの「VKD3D-Proton…

ちなみに、悪く言うと「古臭い」DebianでもBackportsカーネルを導入すると7.xが入るので、NTSYNCは使えます。
FedoraやArchなどの系列なら普通に新しめのカーネルが降ってきてると思うので、問題ないでしょう。

また、ゲーム(に限ってないけど)などの応答速度を向上させた「Zenカーネル」というものもあります。
Debian向けにZenパッチを当てたLiquorixカーネルというのもあったり。
ただこの辺は自己責任です。

とりあえずカーネルに関してはFSYNCでもそこそこゲームは動く、NTSYNCが導入されてればかなりキビキビ動くと思えば良いと思います。

Wine / Proton / GE-Proton

Wine , Proton , GE-Protonはいわゆる翻訳レイヤーです。
Windowsゲーム(.exe)はWindows用の命令で動いているので、それを察知して瞬時にLinux用の命令に置き換えます。

ProtonはSteamアプリに同梱されているのでバージョンとかはゲームごとにカスタムする感じになります。
GE-Protonは通常のProtonでは権利関係で難しいパッチを当ててある有志のProtonになります。
Wineは昔からあるLinuxでWindowsアプリを動かそうぜっていう翻訳レイヤーです。WineはLinuxごとにどのバージョンが入ってるか左右されるので、バージョン確認は必要です。

これらで、Steamゲームを動かすならProtonやGE-Protonが、Steamを介さないWindowsゲームを生で動かしたいならWineが重要になってきます。

DXVK / VKD3D-Proton

DXVK , VKD3D-Protonも翻訳レイヤーです。
Protonなどで翻訳された命令を、Vulkan APIというものに送り込むための翻訳をします。

VKD3D-ProtonはDirectX12用の翻訳、DXVKはそれ以前のDirectXの翻訳をします。

これらはSteamに入ってると思うので、そこまで気にしなくて良いと思います。

Vulkan API

Vulkan APIはWindowsでいうところのDirectXみたいに、グラフィックボードを動かすためのAPI(命令群)みたいなものです。

グラフィックドライバ

グラフィックドライバはRADEONならmesaやamdgpuなどが、NVIDIAはプロプライエタリ(ブラックボックス)なドライバがそれぞれ担当します。

Linuxで本気でゲームをするならRADEON優勢ですが、Geforceでも出来ないことはないです。わりとそこそこ動きます。

おわりに

とまぁ、Linuxに移行して1年半、ちょっとずつ貯めた知識を共有してみました。

正直カーネルが新しければ(6.14以降)どのLinuxディストリビューション使っても問題ないですし、古臭いと言われるDebianですらBackportsカーネルで7.xが入るので、要はどのディストリビューションでもそれなりに動くという訳です。

これら以外にもLinuxカーネルレベルでのアンチチートで遊べないゲームとかもあるんですけど(シューター系のゲームとか)、そこはゲームの好みの問題なので、「バチバチに撃ち合いたいぜ!」って人は素直にWindows使ってた方が良いと思います。
私みたいに対戦ゲームやらない人はLinuxに来てみるのも一興かもしれません。

それではまたどこかで。

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