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Linux放浪記〜ゲーミング〜【Ubuntu,Nobara,Mint】

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こんにちは。
今回はLinuxゲーミングの境地を求めて放浪をしてきたのでその日記です。

使ったディストリビューションは3つ。

  • Ubuntu

  • Nobara

  • Linux Mint

です。

それではどうぞ。

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今(2025,07,17)の環境

Mintにしてみました
  • Linux Mint 22.1-Xfce

  • Ryzen7 2700X

  • 32GB RAM

  • RTX 4060 8GB

こんなところです。
Mintのフレーバー?は、Cinnamon , MATE , Xfceの3種類がありますが、一番軽いと噂のXfce版にしてみました。
ゲーミングを視野に入れてるので軽くしたかったんですね。

Linuxゲーミングでのコツみたいなメモ書きはこちらから。

note ご指定のページが見つかりません

英語フォーラムを翻訳して読めばだいたい載ってる内容です。
そんな大したこと書いてないですが、英語アレルギーの方には重宝されるかも。

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放浪記1 Ubuntuで色々いじる

とにもかくにも色々いじりました。
「Linux steam stutter」とか「Linux game stutter」「Linux shader cache stutter nvidia」とか、とにかく、探せる場所は色々探しました。
英語フォーラムを翻訳して、見たことのない設定方法が見つかればすぐに試して「あんまり効果なかったな、、、」としょぼくれる日々を送っていました。

というのも、MTGアリーナ(カードゲーム)で呪文を唱えたり対象を指定するときにエフェクトが出て、その際にスタッタリング(ラグスパイク)が起きていました。
これをどうにかしたかったのです。
また、安定版とされるProton9.0-4などは不安定で、Experimental版(実験版)だとまぁまぁ安定してるのも気に食わないポイントでした。

2025年7月当時に探せるだけの情報は探して、「あとはもうOSアップデート(短期サポート)か、ゲーミングディストリビューション触るしかない」という段まで来ました。

つぎ。

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放浪記1.5 Windows11 proってそういえばどうだっけ?

一応Windowsもデュアルブートしてあるので、そっちでもMTGアリーナを動かしてみました。

こちらはヌルサクです。

マシンスペックでは何も問題ないことが分かりました。

つぎ。

放浪記2 Bazziteは気が引けるので、Nobaraにしよう

Ubuntu目的のゲーミング情報を漁る片手間でゲーミングディストリビューションについても調べていました。

どうやら、Bazziteというのがあるらしいけど、かなりSteam Deckを意識して作られてそうで、デスクトップ用途では使いづらそうという印象。

そこで白羽の矢が立ったのがNobaraでした。
ゲーミング、クリエイティブ用途でのOSらしいので、デスクトップ目的でも使えそう。
ただ、ベースがFedora系?になり、UbuntuなどのDebian系と派生が変わるので使い勝手が不安。

でもせっかくOS入れ直しするわけだし冒険しようとNobaraを入れてみました。

Nobara Linux | The Nobara Project

結果から言うと「ゲームは軽い時は軽いけど、重い部分も強調されて、平均するとあまり良い印象を持てない」でした。
なんだか、ヌルヌルの部分はすごいヌルヌルなんですけど、ラグスパイクは「あ、フリーズしたか」って確信出来るくらい固まって、でもそこから動き出すみたいな、すごい不安定さがありました(検証ゲーム:MTGアリーナ)

最低限の構築を済ませてすぐSteamを試したので、もうちょっとマシンが馴染んでから使えばまた違う印象がありそうですが、MTGアリーナに関してはそうでした。

また、やはりというべきかUbuntuのDebian系に慣れすぎた弊害で、Fedora系の作法がまるで分からず、デスクトップ構築も四苦八苦する始末。
こんな苦労してまで手に入るのは「ヌルヌル時はヌルヌル、重い時はすごい重いゲーミング体験」だと使う意味が薄いなと感じました。

そこで次はUbuntuと同じ系列でコミュニティも盛んでゲーミングの話題でもよく見かけたMintに行きます。

つぎ。

放浪記3 Linux Mint、期待してたけど、正直、、、

深夜3時くらいにブータブルUSBメディアを作り始めるような、眠い目擦ってやってたので記憶がおぼろげですが、Linux Mintに手を出しました。

Linuxのコマンドはあらかた覚えててトラブルシューティングは独りでできるもん!なら何選んでも良いのですが、私は初心者なのでコミュニティにある程度の規模が無いと困ったとき本当に困るので、Linux Mintにしました。

深夜〜早朝にいそいそとセットアップしてSteamを起動した感想は、

「え、なんかラグ過ぎない、、、?」というものでした。

なんだか異様に重かったんですよね。
MTGアリーナがFPS30切ってた気がします(体感)

こりゃだめだとUbuntuに一旦戻る決意をします。

つぎ。

放浪記4 久しぶりのUbuntu、でも物足りない

久しぶりのUbuntuです。
いろいろなディストリビューションで自動マウントだの日本語対応だのやってたら作法を間違えたらしく、一回エマージェンシーモードになりました。
原因はよくあるあるかと思われるストレージをfstabに書き込む際の書式ミスです。
ドライブ番号が同じかと思ったら違う文字を入力していたようです(/dev/sdaみたいなのの最後のアルファベット)

そんなこんなで一通りのセットアップを完了したのですが、やはり他のディストリビューションに触れたことで意欲が掻き立てられます。

今回放浪した中で比較的デスクトップ用途にも使えそうなのは、、、

そう、Linux Mintです。

ゲームがアホほど重かったのも何かの手違いで、Ubuntu系列なんだから同じくらいのパフォーマンスは出るだろうと思いました。
あと、Ubuntu(本家)以外のディストリビューションをいじってみたかったのもひとつ。

つぎ。

放浪記5 2度目のLinux Mint

今度は深夜〜早朝などではなく、日中の活動できる時間帯を選んでセットアップを行いました。
特筆することもなく、滞りなくセットアップも完了。
ドキドキのSteam起動ですが、

「あ、Ubuntuと大差ないくらいは動く」となりました。

総じてMTGアリーナはProton Experimentalが良いみたいですね。
DXVK?のバージョンが新しいのが功を奏しているのかもしれません。
(となると、ProtonDBでProton9.0-4で「よく動く!」とレビューしてる外国人はどういう構成なんですかね、、、)

デスクトップもなんだかWindowsみたいな見た目していて懐かしさを感じます。

というわけで、せっかくなのでしばらくLinux Mintを触ってみようと思っています。
何やら細かいバグなどがあるようなので、嫌気が差さなければ使い続けてみようと思います。

次項からはUbuntu , Nobara , Linux Mintの3つのディストリビューションの、軽く触った所感などをお伝えできればなと思います。

Ubuntu

使ったバージョンは24.04です。
総じて優等生タイプ。

5点満点で個人的に点数付けます。

  • インストール: 5点

  • デスクトップ: 5点

  • ゲーミング: 4点

インストールは簡単、ドライバも勝手に拾ってくれる、ゲームもそこそここなす、悪いところは(私はそこまで詳しくないですが)運営方針で気に食わないという方がいるくらい。
初心者向きのLinuxだと思います。

やや重そうなので、昔のPCを蘇らせよう!みたいなのには向かないと思います。

Nobara

使ったバージョンは42です。
ゲームとクリエイティブに特化(自称)

  • インストール: 3点

  • デスクトップ: 3点(個人的評価)

  • ゲーミング: 3点

軽く触っただけですが、「中級者向きだよなぁ」といった印象。
私がUbuntuが長くてFedora系に馴染んでないのもありますが、使い勝手が悪かったです。
ただし、ゲームがヌルヌルな時のヌルヌル具合はハンパじゃないです。
そこだけはWindows超えたと言っても良いかもしれません。

良い時は良い、悪い時は悪いがハッキリしたディストリビューションでした。
ピーキーっていうんですかね。

Linux Mint

使ったバージョンは22.1-xfce版です。
比較的軽量と噂。

  • インストール: 4点

  • デスクトップ: 4点

  • ゲーミング: 3点(2〜4点)

インストールはUbuntuほどではないですが、まぁまぁやりやすかったです。
デスクトップとしての環境はWindowsに慣れてる人は使いやすいかもしれません。
ゲームは最初すごい重かったので2点評価しようと思ったのですが、2度目のMintは4点評価くらいにはゲーム動いてます。
不安定なんですかね。

おわりに

今回は3つのディストリビューションを放浪してみました。
ホントはバーチャルボックス的なのでやれって話なんですが、多分バーチャルで動かすと「これ実機ならもっとよく動いたんだろうなぁ」となって結局実機インストールしてると思ったので、思い切ってクリーンインストールしました。

Ubuntu時代に作ったファイルもそんなすごいもの無かったですし、基本的に別ストレージに保管してたので大切なファイルなどは大丈夫でした。

最後に総評ですが、

  • インストール: Nobara < Mint < Ubuntu

  • デスクトップ: Nobara < Mint < Ubuntu

  • ゲーミング: Mint ≦ Ubuntu ≦ Nobara

といった感じでした。

3月9日からUbuntuを使い始めているので、かれこれ4ヶ月ほどUbuntuを使っていましたが、うまいことMintに乗り換えられるか不安でいっぱいです。
すでに今もデスクトップ情報表示アプリのConkyが謎に終了しているので、また頭を悩ませそうです。

それではまたどこかで。

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