
こんにちは。
今回はLinuxと自作PC関係です。
今年の3月頃からLinuxをいじりはじめ、最初のうちはNVIDIAのグラボを積んでいじっていたのですが、この度AMD RADEONに載せ替えたので、換装した感想を書いていきます。
それではどうぞ。
私の環境

ソフト面から。
- Debian 13 (trixie)
- KDE Plasma 6
- Wayland
NVIDIA時代に使っていたディストリビューションの感想はこちらから。
ハード面はこちら。
- Ryzen7 2700X
- 32GB RAM
- ストレージたくさん
- AG-03
- 60%US配列キーボード
そして、比較するグラボがこちら。
- NVIDIA Geforce RTX 4060 8GB
- AMD RADEON RX 7600 8GB
になります。
今はGeforceは手放してしまったので、思い出しながら書いていきます。
NVIDIAのグラボどうだった?
正直、初めてがNVIDIAだったので「こんなもんか」くらいの感想でした。
良かった点と悪かった点で見ていきましょう。
NVIDIAの良かった点
まずは一部のディストリビューション(Ubuntu系とかゲーミング系)でドライバが簡単に当てられることでした。
前提としてLinux界隈ではNVIDIAドライバを毛嫌いする(ドライバがオープンソースでない、「オープン」と書いてあっても秘匿部分があるなど)傾向がある中で、それでもNVIDIAドライバを入れやすくしようというディストリビューションがあるのは助かりました。
Steamゲームに関しても特に問題なく動いていました。
NVIDIA時代に動作チェックしていたゲーム一覧記事はこちらからどうぞ。
Steam以外のゲームに関しても検証数が少ないですが、とりあえず動いていました(FF14とか、PSO2とか)
私はあまり恩恵が無かったのですが、CUDAコアがあるのも強みですね。
一応お遊びでAI生成なんかも触ってみたのですが、そもそもVRAM8GBじゃ満足いく解像度では出力できなかったのでもっとグレードの良いグラボが欲しくなります。
他にも動画編集のDavinci ResolveもNVIDIA有利らしいです。
NVIDIAの悪かった点
Linux上で動くAndroid環境の「Waydroid」に関しては今一歩といったところ。
というのも、NVIDIAドライバとWaydroidが提供するドライバが噛み合ってないのでグラボを使わないソフトウェアアクセラレーションに強制されてしまいました。
Kindleとかを動かす程度なら不満ないのですが、Android版の3Dゲームを動かそうとかするとガビガビのカックカクの動作になります。(原神、崩壊スターレイル)
ただ、起動してゲームには入れました(ここ重要)
あとNVIDIAドライバの完全にオープンソースなドライバnouveauドライバもありますが、こちらに関してもWaydroidではソフトウェアアクセラレーションしか効きませんでした。
今Linux界隈でホットな話題の「ディスプレイサーバー」のWayland対応もまずまずといったところ。
ただ完璧動作とはいかず、「まずまず」です。
一部環境で画面がチラついたりするんですよね。
これはLinux全体でのWaylandの移行度合いがまだまだというのも一因としてあります。
先程良かった点で「ドライバが準備してある」と書きましたが、すべてのディストリビューションで簡便な準備があるわけではありません。
Debian系などはroot権限でsources.listをターミナルから書き換えて、それからコマンドでドライバを入れて、など操作が複雑です。
さらに公式マニュアル通りにドライバを入れてもカスタムカーネルなのかドライバなのか、どこかが悪さしてログインループになったり、映像がちゃんと映らなかったりの不具合もわりと普通に起こります。
あとはこれは私は元々持っていたので問題無かったですが、AIや機械学習に興味がない、ゲーミング用途やデスクトップ用途だけであればちょっとお高いです。
同等の性能のRADEONの方が安い場合が多いです。
総じてNVIDIAどうだった?
んー、最初に言った通り初めてのLinuxがNVIDIAだったので「こんなもんか」って感想ですね。
ドライバ入れるのが面倒なのも、Linuxの勉強になりましたし必ずしも悪い面ばかりではなかったかなと。
ただWaydroidでAndroid環境を作りたいのであればおすすめはしないです。
逆にLinuxでAIとか機械学習とかするのであればおすすめ、というかNVIDIAしか選択肢が無いです。
ドライバをGUIで提供してくれるディストリビューションを使ったり工夫しましょう。
AMDのグラボどう?
2025年9月現在、AMD RADEONを積んでいます。
使い始めてまだ1ヶ月経ってないくらいの感想なので参考程度だと思ってください。
AMDの良かった点
ドライバ入れるのがめっちゃ楽です。
NVIDIAドライバの用意が無いDebianなんかは100倍くらい気楽に入れられます。
というのもamdgpuというドライバはLinuxに標準搭載らしいです。
そりゃ簡単なわけだ。
あとはディスプレイサーバーのWaylandへの対応状況も優れているのかなと思います。
Debian13がリリースされてWaylandへの対応が良くなってるのもありますが、細かいところだとSteamゲームを起動して右下にSteamからのお知らせみたいなのがポップアップしますが、あれのチラツキが全くありません。
NVIDIA – Waylandだと結構チラついてたんですよね。
あとは今回は買い替えだったというのもありますが、RTX 4060と同等の性能のRX 7600が若干安く(型落ちというのもありますが)買えた、つまりコスパが良いのもあります。
AI、機械学習などは触らない一般ユーザーであれば満足すると思います。
ゲームもPS4程度のゲームなら普通に動きますし、上位モデルを買えば最新ゲームも動くでしょう。
これは良くも悪くもなんですが、Linux上のAndroid環境であるWaydroidではハードウェアアクセラレーションが効くようになりました。
グラボのリソースをちゃんと使ってくれます。
ただ動くゲームは一部でしたが。(ウマ娘など)
AMDの悪かった点
Waydroidのwikiに「AMD GPUは全部サポートしてます」と謳っているのですが、動かないゲームがありました。
原神はパッチ当てるまでは行くのですが、ゲーム世界に入るローディング(元素マークが並んでるロード画面)の最後の岩元素のあと半分のところで原神が応答なしになります。
これは海外フォーラムでも報告されているバグです。
どうやらLinux側のドライバとWaydroid側のドライバのバージョンに食い違いがあって起動しないんだとか。
あとはAndroid版3DMARKで確認しましたが、映像がスクランブル状になってしまいました。
これはカスタムイメージをダウングレードしてあげたら改善しましたが、ちょっと設定が面倒です。
AMDで悪かったなと思ったのは今のところWaydroidの謳い文句「AMD GPUフルサポートです」に騙されたことくらいです。
総じてAMD GPUどう?
コスパよし、簡単な(PS4世代くらいまでの)ゲームくらいなら普通に動く、Linux環境にもよく適応してると良い面が多いです。
PS4世代のゲームまでというのも、上位モデルを導入することで最新ゲームも動くでしょう。
ただ、Waydroid側の対応状況がイマイチだなと。
これは待ってれば改善されたカスタムイメージが降ってきて直りそうですけど。
おわりに
今の状況からするに、必ずしもNVIDIA許すまじ!という感じでもないかなと思いました。
最初がNVIDIAだったからヒナの刷り込みでそう思ってる節もありそうですけどね。
コスパ、ゲーム程度ならRADEONを選んで、AI、機械学習も視野に入れるなら(ドライバ入れる煩雑さは飲み込んでもらって)Geforce、といったところでしょうか。
それではまたどこかで。





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