こんにちは、岩水トシヤです
最近Youtubeにてゲーム実況なんてものにも手を出しまして。
もともとタイピングには多少腕に覚えがありましたので(といってもe-typing腕試しで400やっと超えるくらい)、Steamでタイピングゲームなんて無いかなーと思って探して実況してみたのがこちら。

Nanotaleです。
タイピングだけのゲームかと思いきや、パズル要素が強めのアクションゲームといった雰囲気があります。
それではレビューしていきます。
はじめにリンク
Nanotale Steam Store Page
NanotaleのSteam購入ページです。
Nanotale実況1回目(全4回)
Nanotaleを私が実況した1回目の動画です。
全4回で完結済みです。
いきなり不具合に直面
大多数の人が起動できない不具合に見舞われるのがこのNanotaleです。
それもそのはず、Windowsキーボード情報を英語モード(下に画像を掲載)にしてからゲームを起動しないと、ゲーム起動直後の単語入力でタイピングが反応しません(ゲーム進行不可)

開始2,3分で詰みます。
私の実況動画でも、何度か
→ゲーム起動(英語キーボードモード)
→実況開始
→Twitterなどで共有(日本語入力へ変更)
→英語キーボードに戻してゲームに戻ったら進行不能
→仕方なく英語キーボードに固定してゲームを再起動、進行
なんて事がありました。
ですので、Nanotaleを起動する前に英語キーボードにしたら、Nanotaleを終了するまで英語キーボードのまま遊ぶ必要があります。
お友達とDiscordでチャットしながらのゲームプレイは難しいと思って下さい。
やるとしたら
「ima rozarindo ga kitune ni atta」
とか、アルファベットのみでチャットする事になります。(ゲーム途中にメモ帳を開いて英語キーボードのままメモをする事が可能なのは確認済みです)

※英語キーボードについて。
オレンジ色で選択されている部分を増やします。
増やし方はSteamレビュアーさんが詳しく書かれていますし、コピペみたいな事しか言えないので割愛します。
ググれば出るので安心してググって下さい。
ここでやっと概要
スケッチしたり魔法を使う事が出来る ロザリンド が主人公です(女性、多分かわいい)
様々な動植物をスケッチ(タイピング)する事でその情報を自ら手に持つ自由帳へ書き記していきます。
森のフィールドワークの途中傷つき倒れたコンコンさん(キツネ、男性)と出会い、共に旅をすることで新たな魔法の修得をしつつ、自由帳を埋めていき、世界を平和へと導いていく。
そんなお話となっています。
タイピング4割、パズル4割、アクション2割といったゲーム性かなと感じました。
プレイ時間はSteamの計測で10時間ほど(内1時間程度はテスト目的などで止まっています)
感想
さてこのNanotale
- タイピングゲームとしての側面
- ゲームとしての側面
- お話と雰囲気
- HSP(繊細さん)としての感触
について話してみたいと思います。
タイピングゲームとしての感想

画像右上、私がゲームクリアした際のタイピング力です。1分間で62.92語です。
難易度固定モードにすると最大100語まで難易度があるようです。
タイピングゲームとしては全体的に大味です。
e-typingなどの高機能タイピング練習サービスを活用されている方からするともどかしい、痒いところが痒いままなタイピングゲームです。
一例を挙げると、
- ”シュ”はSHUでしか打てない、などローマ字の融通が利かない
- そのローマ字融通の切り替え設定も見当たらない
- 長文が全く無い。単語か熟語ばかり
- 語彙も豊富とは言い難い
- タイピング練習とするにはゲーム要素が強すぎる
などがあります。
ですので、向いている方を想定するなら、
- タイピング初心者さんでローマ字入力の融通(クセ)が固定されても良い人
- すでにある程度タイピング力があって、プレイヤー側から融通を利かせられる人
- 私のように自分のタイピング力を誇示するために実況目的で行う人
これらの方々なら多少ストレスを感じながらもゲームプレイは出来ると思います。
ゲームとしての感想
結構おもしろいですよ(辛口から一転)

タイピングモードの画面。
まずタイピングとゲームを両立させたという点。
よくFPSゲームなどをやる方はWASD移動というとピンと来るかと思います。
しかし、タッチタイピングを行う上ではFとJの突起に人差し指を触れさせていないと不安でしょうがなくなるのですが、NanotaleではうまくシフトしてくれてESDF移動でロザリンドを移動させる事が出来ます。
移動モード ←→ タイピングモード の切り替えもSpaceキー1つで即座に切り替えられるので、多少アクション(戦略)要素のある戦闘にも柔軟に対応出来ます。
次にタイピング以外のゲーム部分。
パズルアドベンチャーゲームとしての要素が強く押し出されていて、何も考えずにタイピングしている時と、頭を使ってパズルを紐解いている時との脳みその緩急がついて楽しいです。
具体的なパズル要素としては、
- 火の魔法を使って草へ着火、草から倒木へ延焼・焼失させて先へ進む
- 氷の魔法で足場を作り、高台から高台へ移動する
- 水の魔法と雷の魔法で電力を引いて、装置を作動・停止させる
これらを組み合わせながら道中を進めていくことになります。
属性相性のあるゲームに慣れている方は比較的取っ付きやすい要素だと思います。
これが戦闘モード(道中のザコ敵ではなく、戦闘パートとして幾つか存在)になると、タクティクス要素も追加されます。
- ワープできる足場がある事も多く、敵を引き付けた後遠隔地へワープ、集まった敵に向かって範囲燃焼魔法でDoT(持続ダメージ)を与える
- 魔法にビーム属性を付与することで、直線上の敵に同じ効果の魔法を与える事が出来るので、足の早い雑魚、弱点属性のある大型の敵を一直線にして弱点ビームを放つ
などの戦略的な動きも要求されます。
これらがゲームとしての面白さに感じました。
お話と雰囲気の感想

1面の森の雰囲気
後ほどお話するHSP(繊細さん)の感想とは別の方向から少しだけ。
鬱屈した世界を構築した黒幕を探り、追いながら世界を平和な方向へ導いていくストーリーです。
最終的に悪者をやっつけますが、スカッと爽快感! というよりはジトッとするような後味の雰囲気です。
雰囲気(色合い)は少し暗めのテイストのあるファンタジー系の色合いで、少し湿度を感じるような風合いです。
大雑把ですがこんな感じ。
HSPな私からの感想
HSP(超敏感、繊細な人。気になる人はググってみよう!5人に1人はそうらしい!)な私の感覚で感想を言うと、
- 全体的に鬱屈とした世界観で
- よく相手のお偉方に怒られたり、初対面でいきなり依頼をされたり
- 最後は父子の言い争いを傍で聞き
- 後味悪くエンディング
という、体調を崩している繊細さんからするとぐったりしてしまうような内容になっています。
それでも私は刺激追求型(HSS)のHSPだったのと、タイピング力に物を言わせて無理やりクリアしていきました。
ただ、Escメニューから見れるスケッチはすごくほのぼのしていて、ロザリンドの人柄が溢れているなと思いました。


まとめ

さていかがだったでしょうか、初めてYoutube実況を完結させた人間の初めてのゲームレビュー記事。
参考になりましたかね?
ちょっとでもやってみたい、とか雰囲気伝わったよと思っていただけるならとてもホッとします。
最後にNanotaleのSteamストアページ、私のTwitterURL、Youtubeチャンネルを掲載しておきますので、もしよろしかったらゲームの購入や、私に対する登録などして頂けると幸いです。
また今後別のゲームを完結させたら個人レビューを書いてみようかなと思っています。
ではでは、ここまでご覧になって下さってありがとうございました!
またお会いしましょう!ブヒ!
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