パソコンの性能ってなんだ? 分かりやすく説明します

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こんにちは、岩水トシヤです 
皆さんは「パソコンの性能ってなに?」って言われて説明出来ますかね?

今回は本当にザックリとした説明でパソコンの性能をお伝えしてみたいと思います。

理系の方や工学系の方は「そんなの分かってるって」となるでしょうが、私がパソコンを教える仕事をしていて「もっと丁寧に簡素に相手が分かるように説明してみたいな」と思ったので記事にしてみます。

ちなみに私は自作PC歴20年といえば聞こえは良いですが、開発系のお仕事をしたこともないですし、ただパーツのページを眺めながら気に入ったものを買い集めて組み立ててるだけのおじさんです。

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パソコンを比喩表現してみます

よく「例え話しか出来ないやつは無能」とか「相手のレベルに合わせて例え話出来る人は有能」とかどっちやねんって発言を見受けられますが、私にはこれしかないので例え話でパソコンを説明してみます。

中々ここまで性能について食いついてくれる人が居なくて、ご披露する機会も無かったのですがただ単に私が喋りたいから喋るだけです。

それではどうぞ。

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パソコンとは(例え)

私はいつも「部屋」で説明しようと思っています。

パソコンのケースについて

パソコンのケースの大きさ=部屋の大きさと思って下さい。

ワンルームにギッチギチに家具を置く事もあるでしょうし、4LDKでもスカスカに家具を詰め込む事もあるかもしれません。

CPUについて

CPUは中に住んでる人だと思って下さい。

この人の最終学歴によって作業の処理速度が変わってきます。
私みたいな高卒おじさんから、海外の一流大学を主席卒業するような人まで様々です。

ちなみに20年前くらいから1人で同時に2つの事を作業出来るようになりました(HTT:ハイパースレッディング・テクノロジー)

サーバーなどでCPUが物理的に2つあるものは実際に2人がルームシェアで生活してると思って下さい。

最近のRyzenやi7などは8コア16スレッドなどもありますが、実質気の知れた8人で共同生活してるようなもんです。
それぞれが2つの作業を行えますし、学歴によって能率に差が出てきます。
それだけご飯(電力)も食べます。

あとはここ数年くらいCPUの周波数(何GHzとかの数字)はほとんど変わってないのですが、効率化をされているので同じ3GHzでも数年前のものと比べ物にならないくらい性能が良かったりします。

メモリについて

部屋(パソコン)にある作業机だと思って下さい。

小さい作業机に百科事典から辞書から世界地図からノートなどわさわさ出しまくる(同時起動しまくる)とパソコンが重くなります。

一応メモリにも処理速度があるのですが、体感で「あぁ~このメモリの処理速度がねぇ~いいねぇ~」となった事は無いです。
大体は机が大きくなって作業しやすくなった(=動作が軽くなった)です。
ゲームのローディング(読み込み)とか、HDDをSSDに替えたほうが抜群に効果ありますからね。

勿論メモリの速度変更によって全く差がない訳じゃないですよ?
違いは分かりますが、感動するほどじゃなかったです。
大体私がメモリ換装する時ってCPUから何まで全換装するので違いが埋もれやすいのかもしれません。

例え1

ここで1つ例えを。
海外一流大学卒の人(CPU)でも、ちゃぶ台(少ないメモリ)だけ置いて「このプロジェクト200億円規模だけど出来るよね?」と言っちゃうパターン。
ちゃぶ台1つでどうやって資料を並べたり、データを記録したり、プレゼン用資料を作ったりするのでしょうか。

例え2

逆の例えもあります。
私みたいな高卒おじさん(CPU)に対して、何十畳もある部屋にものすごく大きいデスク(多いメモリ)を買い与えて「さぁ、200億円のプロジェクトだ」と言われるパターン。
資料はいくらでも広げられます。データの記録や、専門の器具(ソフトウェア)も置けるかもしれません。
でも肝心の作業者(CPU)の能率が良くないので進みは遅いです。

これがボトルネック

今の2つの例えはいわゆる「ボトルネック」と呼ばれるものです。
ボトルの首で一旦出口が狭まってしまうので、上手に水が出てこなくなる状態ですね。
はじめの例えはメモリがボトルネックになってます。
2つ目の例えはCPUがボトルネックになってます。

こんな感じで一概に「パソコンが重い?メモリ増やせば?」と言いにくいのがパソコンの性能事情です。
しかし大抵は増設出来るのがメモリとハードディスクくらいしか無いので、消去法的に「メモリ増やせば?」となってしまいます。

はじめにパソコンを買う時はなるべくいいCPUのものを選びたいですね。

HDD(ハードディスク)について

ハードディスクは、百科事典などを仕舞っておく棚だと思って下さい。

百科事典も、大学ノートも、自由帳も、顕微鏡など(専用のソフトウェア)も、何でも仕舞っておける便利な棚です。

あればあるだけ便利なのはそうなのですが、棚の耐用年数がだいたい3,4年くらいと言われているので、忘れた頃に棚(HDD)が崩壊(クラッシュ)して中身を取り出せない事態になったりもします。
とはいえ今の私のHDDは5年近くは使ってる気がします。

SSDについて

最近流行ってるSSDについては上手な例えが出来ないのですが、物凄く仕舞いやすくて、取り出しやすい棚だと思って下さい。
HDDと比べて軽く数倍は取り出しやすく、仕舞いやすくなってます。

ゲームのマップ読み込みとか激変します。
10秒くらい掛かってたのが2,3秒で終わっちゃったり。

RAIDについて

あとはRAIDなども実際にやった事がないので上手な説明が出来ません。ごめんなさい。

ミラーリングRAIDだと、全く同じ棚を2つ買って同じものを仕舞う事で、仮に片方の棚が壊れてももう片方をバックアップとして使えるよ、という物だと認識しています。

グラフィックボードについて

そのまんま色を司っています。
百科事典が白黒からフルカラーになるようなもんです。

昔は256色しか発色出来ないとかありましたけど、今はそういうの全然ないので発色だけで見れば何が入ってても大丈夫だと思います。

PCゲームをやるとなると3Dの処理を担ったりするので、なるべく性能の良いものが欲しいのですが、今(2021年8月)はコロナ禍と仮想通貨マイニングの影響で価格の高騰が激しく、RTX30シリーズなんてのは一般人には手が出しづらいですね。
学生のお小遣いでは到底買えません。

ね?(RTX3080Ti(グラフィックボード単品)で24万)

ちょっとグラボについては上手な例えが出来ないです。ごめんなさい。

あとグラボは「あぁ~、このCUDAコアの感じがねぇ~いいねぇ~」となった事はないです。
パッケージなりの型番(チップ名)を見て、それが判断基準だと思ってます。
良いもの使えばなんだかゲームがぬるぬる動くし、安いもの使えばなんだかゲームがカクカク動きます。

そんな程度の知識レベルでも自作PCを20年やっていけてます。

実物を噛み砕いて説明

私が使ってるGeforce GTX 1060 6GBを噛み砕いて説明すると、
「Geforceというグラフィックボード(NVIDIA製チップ)のGTX 10シリーズの60クラス、ビデオメモリ6GBモデル」
となります。

同じGTX10シリーズにも1070とか1080なんてのもあります。性能もお値段も上です。

更にシリーズが上がってRTX2070とか、RTX3080とかも出てます。

音について

部屋内(パソコン)のスピーカー(を繋いでるチップ)だと思って下さい。
学校に備え付けてあるボロボロのスピーカーから、オフィスにあるような天井にめり込んでるスピーカー、オーディオマニアの人が聴くような一本数十万するようなスピーカーなど、色々な音を出せます。

これらはスピーカーと言ってますが、パソコン内部の「音を司るチップ」の話だと思って下さい。

これは悪く言ってる訳ではないのですが、
ワンルームくらいのパソコン(比喩表現)に超高性能スピーカーを取り付ける事で、静かな小型PCで駆動音に邪魔されずに良い音を聴く、なんていうコンセプトのパソコンもあったりします。

ちなみに私はオーディオインターフェイスという、パソコンから離れたユニット(USB接続)に音を任せています。
作曲者さんや、ゲーム配信者などが使ってるものです。
オーディオインターフェイスもピンキリで、数千円のものから、20万円くらいするものまで様々です。

ゲーム実況者さんに有名なオーディオインターフェイスはこちら。

電源について

おうちにある電源ブレーカーみたいなものだと思って下さい。

アンペア数が少ないと、高性能グラフィックボード1つでブレーカーがアップアップしかねません。

必要W数ギリギリの電源を買えば良いものではなく、ある程度余裕を持たせて買う必要があります。

パソコン故障の原因はメモリか電源が多い印象があります。

キーボードについて

鉛筆とかシャープペンシルとかボールペンだと思って下さい。

シャーペンも色々ありますよね。Drグリップとかクルトガとかありますね。
ボールペンだってサラサとかジェットストリームとかありますね。

同じようにキーボードも色々あります。
気になる方は、

  • メンブレン
  • パンタグラフ
  • メカニカル(赤軸、茶軸、青軸)
  • 静電無容量接点方式

などでググってみましょう。
そして値段を見て目玉を飛び出しましょう。

ちなみに私はタイピング歴も同じく20年くらいなのですが、今まで使ってきたキーボードをまとめた記事もありますので、興味があったら読んで下さい。

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結局どれくらいの性能が良いのさ?

パソコン買う相談を受ける時に「メモリっていくつくらいがいいの?」とかよく聞かれますのでざっくりと、本当にざっくりと書いておきますので参考にして下さい

  • CPU: Core iシリーズかRyzenの5か7のやつ(3でもいいけど後で後悔しそう)PentiumとかCeleronとかは買っちゃ駄目です。
  • メモリ(RAM): Windows10(今冬に11出るらしいですよ)では8GBは欲しいです。10世代i3の4GBノートとか職場にありますけど使い物になりません。どれだけ軽量化に苦慮してるか、、、
  • HDD: スマホの写真の保管なら500GBもあれば。動画編集するなら数TB欲しいですね。最近は500GBを買うほうが割高な気がするので増設するなら2TB辺り買えばいいと思います。
  • SSD: 大体はWindowsが入る用。250GBでも足ります。ゲームを入れるなら別途500GBは見とくと使い勝手いいです。
  • グラフィック: ゲームか動画編集するなら重視。Geforce GTX 1060が入ってれば最低限満足出来ます。RTX2060とかRTX30シリーズだったらマイクラ統合版の影MODとか遊べます。RADEONというグラボもありますが主流じゃないです。
  • 音: 普通は良くするなら後から自分で買ってくるので、そのままです。いわゆる蟹チップ(隠語なので電気屋さんで言っちゃ駄目ですよ:Realtekという所のチップに何故かカニの刻印がされてるんです)が入ってるはずです。
  • 画面: 解像度が1920*1080以上の数字なら良いんじゃないかと思います。21型より小さいならそれ相応に小さい解像度が良いとは思います。

2021年8月現在の所感なので、時の流れによってパーツの選定は変わってきます。
特にグラフィックボードなんて、現行の最高品質のものが次のシリーズの最低シリーズに負けそうとか普通にありえるくらい日進月歩なので。

参考までに私のPCスペック(性能)

自慢するほどのスペックじゃないですが、あくまで参考レベルでご紹介します。

  • CPU : AMD Ryzen 7 2700X
  • RAM : 32GB (16+16)
  • SSD : 250GB(Windows) + 500GB(Game)
  • HDD : 2TB + 4TB
  • VGA : Geforce GTX 1060 6GB
  • Sound : YAMAHA AUDIOGRAM3
  • Display : 24inch + 23inch

キーボードは少し拘ってますけど、割愛します。

このパソコンを使って、PCゲーム(やらないけどAPEXも動きます)とか、ブログやYoutubeサムネ用の画像編集、Youtubeの配信&動画編集、ブログの記事執筆、なんでもやってますし特に困るほど重いという事もないです。

唯一困ってるのはグラボがGTX10シリーズなのでマイクラ統合版の影MODをはじめ、色々な3Dゲームが多少カクつく所ですかね。画質普通なら普通に動くんですけど、どうせなら高画質で遊びたいです。
次のグラボ欲しいですけど、値が張るので買えません。

まとめ

という訳でいかがだったでしょうか?

え?分かりにくい?
そりゃすみませんでした。

どうにかPCにあまり触れてない方に対してPCの説明をしようと10年以上空想してるんですけど、中々難しいものですね。

でも後半のPC買うならこれくらい!っていう指標は割と役立つと思いますので、参考にしてみて下さい。

それではまたの機会にお会いしましょう!
ブヒ! 

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