こんにちは、岩水トシヤです
あなたはスマホユーザーですか?
そしてサブ端末をお持ちですか?
もしそうなら、ぜひ続きをお読みください。
今回は「学校では流通してるらしいけど、正直どうなの?」というアレ、、、
Chromebookについて一問一答形式で記事にします。
- 価格が安いのはわかるけど、性能(動き)は?
- 切り離し型は分かるけど、スピン型ってアームでクランプ出来る?
- GooglePlay入るってほんと?
- テザリングとか面倒じゃない?
- キーボードの打ち心地どう?
- iPad使ってたからキーボードショートカットが分からない。
- ランチャー、ホーム画面、ドロワーってどうなってる?
- iPadと違う画面分割のアレコレ
- ゲーム動く?
- Linux動くって本当?
- スプレッドシート(Excelの代わり)の使い勝手どう?
- GoogleDriveしか使えないの?
- 32GBってストレージ少なくない?
- ブログ運営の使用感どう?
などなどにズバズバ答えていきます!
もし、廉価にサブ端末を狙っているなら要Check!ですよ。
それではどうぞ。
買った端末は?ぶっちゃけどう?
私が買ったのはAcerのSpin311です。
リンクでは64GBストレージですが、私は英語キーボードの32GBストレージを買いました。
かなり安いグレードの、キーボード一体だけど360℃キーボードが回転する事でタブレットとしても使えるというChromebookです。
中古で2万円くらいでした。
新品だと思って買ったらキズアリの中古が届いたので返品しようかと思いましたが、むしろ雑に扱えるので重宝してます。
サブ端末の変遷として、
- 初期のiPad pro(10.5inch)
- M1 iPad pro
- Fire HD 8 Plus
と使ってきた感想ですが、満足度は高いです。
Fire HD 8 Plusについての記事はこちらをどうぞ。
満足度が高い理由
これは売り文句ではなく、本当に満足度が高いと感じています。
理由はこちら。
- 正直iPad pro使ってても、性能を使い切るのがソシャゲしかない。
- そのソシャゲも足を洗ったので、いよいよ性能を持て余すようになった。
- 無印iPadでも良かったけど、価格面と手持ちキーボードが格安無線で使い勝手悪かった。
- 最安価とも呼べるFire HDタブレットを使ったけど、流石にこれはカクカクして作業には使えなかった
(8は画面分割出来ない)出来るようになってました - なんだかんだでLinuxに興味があった。
- Kindleが読めて、マインドマップを書けて、私御用達のエディタJoplinが動けば後は割りとどうでも良かった。
- なるべく安価で軽く動作する端末が欲しかった。
- Windowsはもうデスクトップでそこそこの持ってた。
- Macbookは高いし、iOS開発する訳でもなかった。
という事から、「自分の用途」がサブ端末ユーザー4年目という時間の中で絞れてきた為に「満足感が高い」と感じている訳です。
しかし、ゲーム用途ならやはりiOS強し
スマホゲームをやるなら問答無用でiPad(できればAir以上)をオススメします。
しかし、ゲームをやらないならChromebookという選択肢を持っても良いと思います。
ちなみにWindows母艦が他にあるなら、SteamLinkというソフトで擬似的にゲーム出来ます。
次項からは一問一答式でChromebookへの不安にお答えしていこうと思います。
価格が安いのはわかるけど、性能(動き)は?
iPad pro > Chromebook > 格安Androidスマホ > Fire HD 8 Plus
の順で動きが良いです。
アプリ起動でたまにカクッとなりますが、起動してしまえば基本的に動きはスムーズです。
iPad系には譲りますが、価格が半分以下と考えたらコスパはかなり良いです。
これ本当にFire HDと同じCPUなんですかね?
ちなみにゲームするなら、
iPad系 > iPhone > 高級Android端末 > Android端末 > Chromebook = Fire HDタブレット
だと思います。
一応私はiPhone 3GSと4Sなら使ってた時期があったんですよ。
HSP(繊細さん)な感性にはヌルヌル動く端末って非常に嬉しいんですよね。
そこに縛られて暫くiPad proから抜け出せなかったんです。
120Hzで動くヌルヌルホーム画面、気持ちいいですよ。
切り離し型は分かるけど、スピン型ってアームでクランプ出来る?
アームによる、とだけ。
私の使ってるアームはこちらですが、ギリギリクランプ出来てます。
11インチ画面+広めのベゼル(余白)ですが、12インチiPadなんかをクランプすると思えば、大きさの不利はないです。
しかし、キーボード分の厚みと重さが出るので、クランプの爪が浅いとChromebookが顔面に落ちてきます。
気をつけましょう。
ごろ寝Youtubeはちょっと冷や汗かきながら見ることになるでしょう。
逆にアーム側がちゃんとクランプ出来る商品なら安心感高いし、11インチの大画面で動画を楽しめます。
GooglePlay入るってほんと?
本当です。
しかし、だいぶ欠点があります。
GooglePlayストアは見れますし、アプリはインストール出来ます。
出来ますが、一部アプリだけです。
インストールすら出来ないアプリが多数を占めます。
これはFire HDタブレットに自己責任でGooglePlayを入れたときよりも導入可能アプリ数が少ないと感じました。
ちなみに私御用達の、Kindle、SimpleMind、Joplinなどは普通に入りましたし、動きました。
Joplinエディタについての記事はこちらをどうぞ。
テザリングとか面倒じゃない?
正直面倒です。
一応Androidスマホ+Chromebookの組み合わせだとインスタントテザリングという機能が使えます。
使えますが、結構不安定です。
高性能AndroidスマホやGoogle Pixelなら安定するのかもしれませんが、私の使っている格安スマホでは、3日に1回くらいスマホを認識しなくて四苦八苦してました。
最近はiPhoneユーザーと同じようにスマホからアクセスポイントを設置して、普通にテザリングして使ってます。
最近はテザリングも一般化してきましたが、使用する時は一応通信会社がテザリング対応してるか確認しましょう。
そしてChromebookはクラウド上での作業がメインとなるので、テザリングないしwi-fi環境下でないと、ただのメモ書きしか出来ない端末に成り下がります。
スマホのギガ(今風に言いますが、要は通信容量です)は余裕を持って10GBとか20GB以上を契約した方が良いと思います。
最近はブログ広告でも動画が出てるのでなにげに通信容量食うんですよね。
え、adblock系の広告除去プラグイン入れればって?
自分から広告貼ってるブロガーがそれやったら本末転倒じゃないですか?(笑)
キーボードの打ち心地どう?
正直大満足です。
触ったこと無いのに言うのも何ですが、Macbookもこんな感じなのかなって打ち心地です。
e-typingでは腕試しで400超え、長文で430近く叩き出せています。
調子のいい私くらいの記録は普通に出せています。
何なら今Windowsで使ってるメカニカル青軸より好みかもしれません。
デタッチャブル式(キーボード切り離し式)のキーボードを実機で触る機会があったのですが、あっちはひどかったです。
出来の悪いWindowsXPノートパソコンかよ!って打ち心地でした。
iPad使ってたからキーボードショートカットが分からない
正直私も四苦八苦してます。
Ctrl+X,C,V(切り取り、コピー、貼り付け)あたりはどれも共通として。
困るのが半角/全角の切り替えなんですよね。
私が買ったのがUS配列という独特な配置のキーボードというのもあるのですが、設定に工夫が必要です。
US配列Chromebookでの半角/全角切り替え方法
まずGoogleキーボードで日本語(ローマ字)と英語(US)の2つを作ります。
そして入力状態になっている時に、
Ctrl + Shift + Space
で、全角/半角の切り替えが出来ます。
Ctrl + Spaceでも出来るのですが、こちらは「直前のIMEモードに切り替える」という機能なので、他の人のChromebookを使ったら挙動が変わる可能性があります。
はじめは慣れませんが、Joplinエディタでのマークダウン書式(#とか*とか)を入力するのは次第に慣れてきます。
EnterキーじゃなくてSpaceキーを打つのに「ッターンッ!」ってし始めます。
もしモバイル版Joplinエディタで、リストのオートフォーマット(自動で2. 3.と番号を振ったりする)を使いたいならこちらの記事をどうぞ。
ランチャー、ホーム画面、ドロワーってどうなってる?
iPhoneやiPadはホーム画面=ドロワーなので、全アプリがホーム画面に表示されますね。
Androidスマホやタブレットでは、ホーム画面はあくまでショートカット置き場なので、全アプリを表示する必要はなく、ドロワー(全アプリ格納庫)から好きなものを好きなフォルダ分けで表示する事が出来ます。
ではChromebookは? というと、
ランチャーはあります。iPad、iPhone、Android端末とほぼ同じ動きです。
しかしAndroid端末にはあるホーム画面という概念とドロワーという概念がありません。
どうするかというと、 「チェスト」 という名前でドロワー兼ホーム画面のように、フォルダ分け出来るドロワーのようなものが実装されています。
ちなみにデタッチャブル式(キーボード切り離し式)とか、私の360℃式でタブレットモードに切り替えると、このチェストがそのままホーム画面として使われます。
買ってすぐはアプリインストールやフォルダ分けでてんやわんやですが、一段落すれば結構使いやすいです。
iPadと違う画面分割のアレコレ
これは一長一短あります。
iPadで画面分割って、ランチャーに入れてるアプリをちょい長押ししてからドラッグして画面の左右に振りますよね?
Chromebookでは、基本はノートパソコンみたいに使えますので、アプリごとに全画面表示とウィンドウ表示があります。
このウィンドウ表示の時に全画面ボタンを長押しすると、左右に振るボタンが隣に出てくるので、ここで画面の左右どちらに振るか決めて選びます。
「ちょっと使いづらそうじゃん」と思うでしょ?
これ、タッチパッド(ノートパソコンについてる、指でマウス操作できるアレ)でやるとすっごい使いやすいですよ。
逆に、タッチパネルだからって全画面ボタンを指で押して左右にフリックするのは結構難しいです。
Chromebookという、ノートパソコンっぽい端末ならではの気遣いですね。
ゲーム動く?
正直Chromebook選んでる時点でゲームは諦めるものだと思ってます。
せいぜい、2Dのミニゲーム系じゃないでしょうか。
そもそも大半のゲームがインストール不可なんですよね。
何故か原神とかはインストール可能でしたが、性能的にまず動かないと思います。
Steam Linkという選択肢
一応SteamLinkを入れて、SteamのゲームをWindows母艦からクラウドゲーミングする事は確認してます。確認はしてますが、コントローラーがうんちっちなので上手に操作出来ませんでした。
結構スムーズに動くことを確認しました!
良いコントローラーを見つけたので、安定したSteam Link環境を手に入れました。
ChromebookなどのAndroid端末でSteam Linkをやってみたい方は、ぜひご覧ください。
Linux動くって本当?
本当です。
一時期からのChromebookにはLinuxを導入するオプションが付いてます。
とはいえ私も以前の職場でSambaシステムの調整役に抜擢されて触ったくらいで、ほとんど何もわからないです。何が分からないのか分からないです。
ただ一応Linuxは動きますし、Debian系らしいのでdeb形式でアプリを入れる事が可能です。
そして、入れたアプリはGoogleアプリ(Chromeアプリ)、GooglePlayアプリ、Linuxアプリで「チェスト」で共存する事が出来ます。
もしかすると私御用達のエディタJoplinなんかはLinux版を入れたほうが快適かもしれないですね。
「私のChromebookには」入りませんでした。
Linux版で導入したソフト
箇条書きで書きますね。
- Microsoft VSCode(プログラミング)
- ShotCut(映像編集)
- GIMP(画像編集)
- Inkspace(画像編集)
このあたりを導入しました。
しかし、私御用達のJoplinはArmコア(CPUの種類)に対応していないらしく、インストールエラーが出てしまいました。
Celeron搭載のChromebookなら満足に動きそうです。
スプレッドシート(Excelの代わり)の使い勝手どう?
割りと良いですよ。
個人的に嬉しかったのは、iPad版スプレッドシートでは使えなかった(ような気がした) Ctrl + ; での”現在の日付の自動入力”が出来たことです。
これたしかiPadOSだと出来なかったんですよね。
Excelの話ですが、TODAY関数だと”ファイルを表示したときの日付”が出ちゃうじゃないですか。
日記とか日報とか、「その日の日付」をパッとショートカットで入れられたのは嬉しかったです。
GoogleDriveしか使えないの?
クラウドサービス、という点です。
普通にJoplinエディタで使ってるOneDriveも使えてます。
文書を書き終わった後の同期も普通にやってくれます。
多分Dropboxも使えるでしょう。
Amazonストレージはちょっと自信ないです。
32GBってストレージ少なくない?
ゲームをやらないので正直困らないです。
Kindleでマンガ数十冊と書籍くらいなら1GBちょっとです。
これにLinux環境でストレージ分割をして10GB(7GBくらいでもヨシ)もっていかれます。
それでも割りと余裕あります。
出先の圏外地域で一眼レフの画像をバシバシ保存するとかだと厳しいですが、USBメモリで32GBでも64GBでも買えば良い話だと思います。
キーボード切り離し型だとUSB-AがなくてUSB-Cだけのこともあるので、買うストレージには気をつけましょう。
実際私のChromebookはUSB-A(いわゆる長方形の口)がUSB2世代、USB-Cの端子がUSB3世代でした。
私の場合は、Windows母艦はUSB-Aのみなので、USB-AでもCでも使えるUSBメモリがあると捗りそうです。
ブログ運営の使用感どう?
正直まだ手探りといった所です。
やってる作業も、Joplinエディタでの執筆作業だけです。
やれる可能性としては、
- 出先で一眼レフの画像を取り込んで、現像、加工、アップロード。
- WordPress上のブロックエディタで下書きを整えて清書、投稿まで。
- ブログのアクセス数とか、キーワード選定とか、マネジメント系のアプローチ。
これらは出来そうかも、出来ないかも、ちょっとだけ出来るかも、そんな気でいます。
ですが、正直 記事執筆(文書作成) と Kindle読書 と GoogleDrive関係(スプレッドシート等) が出来るだけで十分捗ってます。
終わりに
さてさてそんな訳でChromebook一問一答でした。
え?一答じゃないって?
すいませんね。おしゃべりなもんで。
これらの情報が少しでもChromebook購入の動機づけになる事を祈ります。
それではまたの機会にお会いしましょう。
ブヒ!
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