HSPな不言実行派として物申す! 有言実行との比較とサンプル

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こんにちは、岩水トシヤです 
今回は各グループからご意見が出そうな話題です。

みなさんは有言実行が得意(あるいは有言実行を意識しながら生活してる)ですか?
それとも不言実行で生活してますか?

私は圧倒的に不言実行派です。
この記事では不言実行が得意、むしろ有言実行が苦手な私のケースを挙げながら記事を書いていこうと思います。

こんな要点で書いていきます。

  • そもそも「言うか」「言わないか」が論点じゃないよね?
  • 私の有言実行苦手論。
  • 不言実行だって大きな成果を上げられます。
  • 喧嘩したい訳じゃないのですが、有言実行に潜む弱み。

大事な事なので二度言いますが、

「喧嘩をしたい訳ではありません」
あくまで不言実行が得意な人間のケースとして捉えて頂ければ幸いです。

それではどうぞ。

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そもそも有言実行も不言実行も論点が違う

根底としてですね、

遂行したタスクの、時間に対する量で基準を設ければ良いですよね?
一ヶ月でどちらも50のタスクをこなしてるなら、言ってからやろうが言わずにやろうが変わらないですよね?

っていうお話ひとつで結論が終わります。
不言実行が「出来るまで言わないのはずるい」というのは、月間なり一定期間で遂行されたタスク数を見てから言いましょう。
有言実行もどき(要は口だけ)をしている人より何倍もタスクをこなしている不言実行の方もいますよ。

次項にて両方の特徴を捉えてみます。

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有言実行、不言実行それぞれの特徴

それぞれの言い分や特徴、穿った見方をしてみます。

脳科学的、心理学的な側面は殆どありませんが、HSP(Highly Sensitive Person:超繊細な人)として人々の心情の機微を繊細に捉えてきた私ならではの視点です。

有言実行な人たち

有言実行派の人は

  • 言った事は報告義務が生まれる。
  • 報告内容を良くする為に頑張る。
  • 出来なくてもPDCA経過報告などは出来る(ある種の保険)
  • 自分のお尻に火を点けて行動に移す。
  • 引き寄せの法則がある(気になる人はググってみよう!)

などで自己を奮い立たせて結果を出すのだと思います。
一見するとアグレッシブさが垣間見えて「仕事が出来る」風に見えます。

しかし逆を返すと「言い出さなきゃ出来ない人たち」とも見ることが出来ます。
お尻に火が点かなきゃ出来ない、例えば夏休みの宿題を30日頃になって焦ってしまうタイプの人が自分を変える為に考える事が有言実行です。

それに受け手側は常に「これは目標報告?成果(結果)報告?」と判断を委ねられるので聞いてる側としては面倒極まりないです。

引き寄せの法則ばかりは認めざるを得ない部分があります。
”他人に”言わないだけで、不言実行の人も紙とかメモアプリにはアウトプットしてたりします。
かくいう私もメモアプリ、自作の感情点数化システム、マインドマップ、PDCAなどには”喋って”ます。

不言実行の人たち

逆に不言実行派の人は

  • あくまでマイペースに物事を進める。
  • 目標や経過よりも、実績や成果で物を見ている。
  • はじめは小さい成果でも、徐々にステップアップして大きな事を成し遂げられる。
  • 「出来なかったらどうしよう」という保険の意味合いがあるのは否めない。
  • 「それやっときました」がデキる不言実行の口癖。

という特徴で業務や目標を遂行していきます。

「マイペース」という言葉が曲者で、時節「怠けてる」とか「完了するまで言ってこない」などネガティブイメージを持たれやすいです。
さらに「出来ない時に言い訳出来なくなる」という保険を掛けてるように見えるのもネガティブイメージですね。
ここが不言実行は悪し!という論調なのでしょう。

しかし有言実行の人にありがちな “身の丈に合ってない目標を掲げて結局目標の1割にも満たないという状況” に陥らないように、「まずこの一歩」を積み重ねているのが不言実行とも言えます。
少なくとも口だけの人間よりは行動を起こしてるだけ良いです。

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保身のための保険について(PDCA)

さらに不言実行に対する「出来ない時に言い訳出来ないから、という保険」という意見について。
有言実行派の人たちが言いそうな「出来ませんでしたが、こういう対策を立てて取り組みます」というPDCAの経過報告だって保険みたいなものですね。
どっちが良いとか悪いとかじゃないです。
君らは保険って言ってるけど、君のそれも保険だねって話です。

むしろちゃんとした不言実行の人は黙ってPDCA回してます。
言う前にやる、人がやりたがらなそうな事をサクッとやっておく、率先垂範の精神を持っているのがデキる不言実行です。
なので結果報告は長くなりがちです。

(結果論として)目標はこれでした。
こういう下地を固めました(最初の一歩)
芽を出そうとしてこんな失敗があったのでこういう対策をしました(PDCA)
成果としてこういう結果が生まれました。

まぁ、実際に報告する時は結果や結論を先に言うので、実際にこの順序では話しませんが要点としてはこういう事を話します。

有言実行が苦手な私の理由

次に私が有言実行を苦手な理由を1つずつ見ていきましょう。
あくまで私の理由なので、あなたは他の理由かもしれません。
有言実行派からすれば「いや、だからそこは」となるかもしれません。

苦手な理由1 ”期限”にとらわれる

先程も「夏休みの宿題」を例に挙げましたが、「はじめ1週間で宿題全部終わらせる!」なんて身の丈に合わない目標を掲げたとします。

こうなると私の場合、夏休みが始まって1週間は気が気じゃありません。
お尻に火が点こうが膝に矢を受けようが、頭の中は「1週間(締め切り)まであと○日だ!」というある種の恐怖感で身が竦んでしまい、むしろ行動にマイナスです。

そして結局1週間ずっと「あと○日だ!」と言ってるだけで7日間が過ぎていきます。
そこから夏休みの残り1ヶ月以上ずっと「いつか宿題やらなきゃ」と行動もせずにずっと期限にとらわれてしまい、宿題をこなすどころか夏休みを楽しむ事も出来ずに二学期を迎えます。

対策として行動興奮があります

あなたは”行動興奮(作業興奮)”という言葉をご存知でしょうか?
やる気(モチベーション)はやり始めないと出てこないという概念です。

「やる気が出たら勉強しよう」

なんて言ってる内は一生勉強しないでしょう。
むしろ「毎日必ず教科書を開くだけ」とか「毎日必ず30秒だけ参考書を読む」というとてつもなく低く見えるハードルを課す事で、「作業の開始自体を完了」させて、あとは行動興奮に任せて勉強を進めるというのが行動興奮というテクニックのキモです。

ブログで行動興奮を例えてみると

ブログを例に挙げましょう。
私はブログの執筆をマークダウンエディタを利用して執筆しています。
私が行動興奮として自分に課しているハードルは、

「エディタソフトを起動する」

これだけです。
エディタさえ起動してしまえば、1記事書き終わらないにしても、2,000文字くらいは惰性で書いてたりします。

これを有言実行の人たちで置き換えると、Twitterなどで「今日の目標!1記事書き終える!」なんてツイートしてたりします。それこそ溢れんばかりに散見され、誰が言ったかなんて分からないくらい溢れかえっています。
しかし実際に書き終えて投稿しているなら良いのですが、「投稿しました」というツイートは本当に見かけません。

これでも有言実行したいのでしょうか?

逆に私のブログに関するツイートは「投稿(更新)しました」というもので溢れかえっています。
目標に近いツイートも「書き終わったので今晩投稿します」くらいの目標です。

そんな行動興奮、あなたも活用してみてはいかがですか?

苦手な理由2 相手に気遣って有言出来ない

少し脱線しましたが次の苦手な理由に行きましょう。

これは私がHSP(Highly Sensitive Person:超繊細な人)だからなのですが。
相手が忙しそうにしてたり、忙しくなくても私自身が「今話しかけて大丈夫かな」と異様に気を遣うので、有言しにくかったりします。
非HSPの人からすれば信じられない概念かもしれませんが、HSPからすれば当然のように思ってる概念です。

以下余談です。
大げさかもしれませんが非HSPは”机の上の真っ赤な林檎”に全く意を介さなかったりします。
しかしHSPは”机の上で保護色で見づらい髪の毛一本”がひじょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーに気になったりします。
お互い相反する性質なので、「認めて、許容する」までしか出来ません。共感なんてとてもとても。
「そうなんだー(そういう人も居るんだー)」の領域にまで来れる人すら一握りでしょう。

以上、脱線しました。

そんな訳でグループの業務報告中やビジネスの共有事項の確認中などにも「有言は出来ないし、しません」それがHSPです。

言ったら言ったで「あの時ああ言えば良かったかな、こう言えば良かったかな」と一人反省会が始まってしまうので、言うだけ無駄にスタミナを消費します。

これが有言実行が苦手な理由その2です。

苦手な理由3 身の丈に合わない目標を掲げる他人が反面教師

続いて3つ目の苦手な理由です。

基本的に「有言実行!」と常に意識して行動して成功している人達はごく一部のキラキラとしている人たちです。
その裏に無数の失敗している人たちが居ます。

なぜ出来もしないのに「毎日1記事上げる!」とか、「毎日10kmジョギングする!」とか言うのでしょうか。
言ってから「出来ませんでした!」と結果報告をしてPDCAとして経過報告するならまだ良いもので、言いっぱなしで言ったことも忘れてしまうようでは、皆さんがネガティブに感じる不言実行以下です。

不言実行な私の身の丈の例

私の不言実行の例になりますが、

「毎日欠かさず自宅の前100mほどのポケストップ(ポケモンGOのスポット)を回しにいく(ダイエット目的)」

という密かな不言実行を続け、少しずつステップアップした結果、8ヶ月ほどで

「毎月1,250kmより多い距離を自転車で走り回る(最高月間1,970km走破)(ダイエット目的)」
1日換算では30km〜80kmを99%休日無しで走り込んでいました。

まで成長しています。
人に言わず、「先月はこれだけやりました」と事後報告するだけの不言実行でも人はこれだけ成長出来ます。

ちなみにこの年私は365日で-32.0kgのダイエットに成功しています。
今はストレスで見事にリバウンドしちゃいましたけどね。

その翌年に「(昨年が14,000km/年くらいだったので)万/年くらい走れれば良いですね」(自転車の走行距離の話)と言ってみた(有言実行)のは良いのですが、結果的に半分くらいしか走れませんでした。
私にとって有言実行はそれくらい無意味で無駄な行為です。

ここまで有言実行を悪く言いましたが、不言実行の改善ポイントもあります

散々有言実行を下げ続けましたが、不言実行のネガティブイメージははじめにお伝えした通りです。
「マイペース」とか「保険を掛けているようにみえる」とか「いつ出来上がるか分からない」といった所があります。

なので、仮に業務上の不言実行なのであれば、毎日決まったタイミングで報告をするようにすれば良いと思います。
不言実行は「コミュニケーションも取らず、何も言わずに事を終える」事ではなく、目標などを掲げずにひたむきに作業をこなしていく事です。

事後報告をすることは特に問題ない(不言実行派の精神衛生上の話)と思います。
少なくとも私は報告に関しては言うようにしています。
相談、連絡、目標を掲げるのは本当に苦手なのでほとんどやらないです。

比較的ゆるいスパンの業務であれば、週の決まった曜日の決まった日時を目安に、上司へ報告をする事をスケジュールに組み込めば良いです。決まったタイミングにあなたから報告が上がると分かっていれば上司も話を受けやすいでしょう。

もちろん毎日報告が必要な業務であれば、例えばお昼過ぎで中だるみしやすい職場なら15時頃に上司へ現状の報告だけすれば良いと思います。
そして目標を言うのではなく「現状、進捗は7割ほどです」など今の成果を伝えるに留めてみます。

それでも目標を聞いてくるなら

「何か目標が欲しい」

などと執拗に言ってくる上司とは合わないと思うので、テキトーに言っておく(きっとテキトーが出来ない人が多いんです。わかります)とか、いっそ更に上の立場の方に相談するとか、異動願いや転職なども視野に入れると良いのではないでしょうか。

今の時代安定した仕事って無いですし、関東でも都市圏以外は給料が安いのが現実です。
どこに行っても変わらないので、より働きやすい場所を探すのも良いでしょう。

私のTwitterでの一幕

私もTwitterのDMで急に

「ブログの目標はなんですか?」とか
「(現状の経過、結果を知りたいだけという返事に)でも最終的な目標ってありますよね?」

とか執拗に聞いてきて、「(その目標へ向けたコンサルをさせてください)」という匂いをプンプンさせた、匂いでむせ返りそうな人と絡んだ事がありますが、ピシャリと「有言実行が嫌いだし、あなたに言うような目標など持ち合わせていません」とお断りした事がありました。

その人がその後どうなったかなんて知りもしませんし、その人も私以外のカモを探してるだけでしょうからそれでおしまいです。
HSP的に押されてなあなあで契約させられそうな案件でしたが、リアルが非常に忙しかったのでサクッと断れました。

まとめ

HSPで不言実行が大好きな私の論ですが、いかがだったでしょうか。
まとめてみると、

  • 有言実行も不言実行も成果が同じなら構わないよね?
  • 不言実行に保険を掛けるようなニュアンスがあるのは否めないけど、有言実行にも保険あるよね?
  • ちゃんとやってる有言実行、ちゃんとやってる不言実行どちらも居る。
  • その影でちゃんと出来ない有言実行、ちゃんと出来ない不言実行も相当数居るのは事実。
  • HSPなどが理由で有言実行が苦手という性質の人間も居る。
  • 不言実行だって一歩ずつステップアップすれば大きな成果を生み出せる。
  • ”有言実行”と”不言実行”がゲシュタルト崩壊。

こんな所でしょうか。

ではまたの機会にお会いしましょう。
ブヒ! 

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